262本!
84年ぶりの大リーグ年間安打記録だ。
栄光の秘密はどこにあったのだろう。
もう一度思い出してほしい、
あの充実の時を、 あの喝采の響きを。
そして、いま求めよう、新たなる飛躍を。

シアトル・マリナーズ、イチロー 選手の2004年度の活躍に焦点をあて、 新記録樹立に至る軌跡を辿りつつ、 この類まれな打者の内に、日本の宮本武蔵に代表される剣法の精神と、 アメリカの西部開拓史が生み出した ガンマンシップとの接点を見いだす。


武蔵の思想と日本人打者の心の結びつきを、これほど明確鮮明に描き出した書がかつてあっただろうか。


東京の川崎さんご夫妻の声

「わたしは野球がよくわからないのですが、非常に読みやすいのに感心いたしました」
「イチローに興味をもっている人間は山のようにいますが、このように思想的にはめったに語れません」

定価 1300円+税
ISBN4-9900809-1-2 C0075 \1300E

目  次

第一部

1.継続は力

イチローが新記録を達成した
みんなが続いて打った
マリナーズは元気になった
一試合に六安打できるか
五安打はもう特別ではない
目標は十割打者?
求道者の匂いがする
武蔵は鍛錬だけを求めた
記録はただの目印
記録はただの数字
好きでも嫌いでもあった

2.頭部死球

四球と死球で攻められた
イチローが倒れた
平常心を取り戻した
痛くないので忘れていた
ビールを四本飲んだ感じ
故意か過失だろう
我々のスタイルではない
同じ球場に立つのが恥ずかしい

3.小事と大事

山も谷もあった
大事を小事に切り替えた
小事を大事に切り替えた
武蔵の「小さきを大きに成す」
首位打者が目的ではなかった
無冠の時に技術を磨いた
有り得ないことをした
四割打者は目指さない

4.プレッシャー

切れかかっていた
プレッシャーを糧に
プレッシャーと戦う
準備はすべてやった
一緒に戦う人がいる
観客の存在を発見した
決して満足しなかった

5.観客と個人技

セーフコ球場での祝祭
アメリカ人は個人技が好き
勝つだけが目的ではない
さよならマルティネス
観客の声援に熱くなった
アメリカ全体の関心は?

第二部

6.西部劇と武士道

決闘好きのアメリカ人
野球嫌いのヨーロッパ
開拓者の子孫たち
西部劇が好きだった
名人どうしが決闘する
サムライがガンマンになった
ジョン・ウェインは格好良かった
武蔵は形によって心を作った
武蔵はリズムを大事にした
イチローは禅の儀式を行う
ガンマンは拳銃の儀式を行う
インディアン嘘つかない

7.剣と銃とバット

バットが剣と銃に代わった
道具は人間を平等にする
道具の手入れを怠らない
剣の道は自己修養の道へ

8.野球を愛する人々

シールズ軍がやって来た
地元チームが大好き
みんな顔見知りだ
記録に一目惚れ
野球の技術は売買できる
闘争心は残った
野球は剣と銃を超えた
観客に支配され支配した
お国びいきは永遠に
シアトルは特別な街
ファンはシアトルを越えて
シスラーの娘がいた
野球には筋書きがある
エピローグ

著者紹介



● その他の本の情報は、下記をクリックしてください。

小野しまと著『清潔マニアの快的人生─永遠のキレイを求めて─』
西村浩太郎著『カインの印─殺しの哲学─』
西村浩太郎著『パンセ―パスカルに倣いて―』(信山社版・東京本郷)
小野しまと著『大田小学校六年二組 ―イジメなんてメジャねーよ!―』(近刊)
塚田泉著『へそ曲がりフランス語会話』(近刊)

  ご注文いただく場合は、下記の注文するをクリックしてください。
      注文する
  コーヒーブック  
  ホームページ